年が明けて、今年も携帯会社では学割商戦が始まりました。
最近の学割は前年の12月から始まっているところもあり、この時期に合わせて携帯会社も売上や契約者数を上げるために色々と対策を考えています。
2年縛りの更新時期と重なっている人も多く、次はどこの携帯会社に乗り換えようかそれとも今の携帯会社で落ち着こうか悩む人も多いと思います。
そんなわけで、今回は学割をやっている5社の携帯会社を比較してみたいと思います。
目次
学割をやっている携帯会社5社
学割をやっている携帯会社は以下の5社です。
- NTTドコモ
- au
- ソフトバンク
- UQモバイル
- Y!Mobile
主な学割サービスの内容
- 新規(MNP)含む、もしくは契約変更(3G→4G)
- 学生のお子様を契約者にする際は、ショップ・家電量販店での申し込みのみ(親権者の同意が必要になるためWEBでの申し込みは不可)
- 契約者は新中学1年生から可能(小学生は不可)
- 申込期間は、2019年12月〜2020年5月31日まで
それでは、それぞれの学割プランについて紹介します。
ドコモの学割

ドコモの学割は、25歳以下の方が対象で今年からスタートした毎月30GBまで使用可能なギガホプランと毎月1〜7GBまで使った分だけの支払い可能なギガホライトプランの2種類があります。
ギガホの場合、以下の条件に達成したら最大12ヶ月1,500円割引になります。(4,980円が3,480円に割引)
- 家族3回線以上がドコモ
- ドコモ光セット割
- dカードお支払い割適用もしくは2年定期契約
ギガホライトの場合、以下の条件に達成したら最大12ヶ月1,000円割引になります。(1GBまでの場合1,980円が980円に割引)
- 家族3回線以上がドコモ
- dカードお支払い割適用もしくは2年定期契約
- 1年間、スマホ料金が1,000円〜1,500円割引
auの学割

auの学割は、学生・社会人関係なく25歳以下の方で新規(MNP含む)や契約変更だけでなく現在契約中(機種変更)の方も申込可能です。
プランは以下の通り
- 新auピタットプランN(15歳以下の方限定)
- auデータMAXプランNetflixパック
- auフラットプラン20N
- auデータMAXプランPro
- auフラットプラン25NetflixパックN
- auフラットプラン7プラスN
まず、auの料金プランについて説明すると以下の通りです。電話する場合(音声プラン)は別途料金がかかります。
- auピタットプラン:利用した分だけ料金がかかる。(1GB〜7GB)あまり利用しない人向け。料金は料金は家族割加入+2年契約が条件で月1,980円〜
- auフラットプラン:7GB〜20GBまで一定の料金で回線も安定している。Twitter・InstagramなどのSNSはカウントされない。料金は家族割加入+2年契約が条件で3,480円〜
- auデータMAX:データ容量が使い放題。料金は料金は家族割加入+2年契約が条件で月4,880円〜
まず、一番上の新auピタットプランNは15歳以下の方限定で最大12ヶ月間、1,980円が980円と安くなります。
さらに、auピタットプランは昨年12月終わりからすでに先行申込が始まっています。(割引適用は1月ご利用料金から)
その他のプランも最大6ヶ月〜12ヶ月間、1,020円〜2,400円の割引になります。
auは他にも、家族割やauスマートバリュー(家のインターネットと固定電話契約)で割引もきくので学生本人だけでなく家族の携帯料金もお得になります。
- auピタットプランNの学割は2019年12月20日から先行申込をしている
- 新規・契約変更だけでなく現在auの契約をしている人も学割申込可能
ソフトバンクの学割

ソフトバンクの学割は、5歳から22歳の方が対象(契約名義は新中学生から)でデータ容量50GBと対象の動画やSNS使い放題のウルトラギガモンスタープラスと使った分だけ支払うミニモンスター
さらには小学生・中学生が対象のスマホデビュープランの3種類があります。
ウルトラギガモンスターとミニモンスターはなんと5歳からでも申し込む事ができます。
- ウルトラギガモンスター・ミニモンスター共に基本料金980円が最大6ヶ月間0円(通信料は別途)
- スマホデビュープランは音声+データ2GBで月980円(税抜)
その他、固定回線のソフトバンク光や1年間利用契約する条件で最大2,000円の割引が可能です。
また、さらにですが家の電気代が割引になるプランもあります。
お住いの地域によりますが10%の割引もしくは1,000円割引になります。
- 5歳から22歳まで申込可能
- 基本料金が0円
- 家の電気代も割引になる(おうち電気加入の場合)
UQモバイルの学割

UQモバイルの学割は、18歳以下の契約者(学生問わず)とその家族の基本使用量が最大13ヶ月間割引になります。
例えば高校生と家族二人の場合、家族割加入が条件で学生分の基本使用料が1,000円〜1,500円の割引。
家族の場合は500円の割引になります。
学生本人だけでなく家族の回線も割引になる
UQモバイルについては、こちらの記事でも紹介しています。

Y!Mobile(ワイモバイル)の学割

Y!mobileの学割は小学生から高校生(5歳〜18歳)の学生とその家族(主回線は除く)のスマホ代が、1年間1,000円割引となります。
小学生から高校生までの学生とその家族の料金が1年間1,000円割引
1月〜5月に携帯の乗り換えや新規契約が多い理由
この時期は、特に携帯会社も新規契約を手に入れるためにとても力が入っています。
理由としては、やはり学割プランを充実させてファミリー向けの顧客を狙うためです。
また、以前よりは緩和されましたが携帯会社を乗り換え(MNP)するとさらに安くなったりポイントを増量するというのはもちろん、俗に言われる2年縛り(2年契約で契約期間内に解約すると1万円の解除料がかかってしまうこと)の際も解除料を負担するという会社もあります。
さらには、学割加入と合わせてその家族にもポイントや割引を導入することで顧客を増やしていこうという狙いがあります。
そういったこともあって、この学割を行なっている1月〜5月の間は特に新規契約や乗り換え(MNP)が多く発生しているわけであります。
もっとスマホ料金を抑えたいなら格安SIMの検討も
今回紹介した5社の学割は、1年を超えると割引料が下がってしまいます。
そんなに動画やスマホゲームなど通信量が少ないとなるともったいない気持ちになることもあるでしょう。
また、2年縛りがあるので残り1年の料金を考えても無駄になってしまうこともあると思います。
そういう人は、学割はありませんが格安SIMも検討してみてはいかがでしょうか?
格安SIMは2年縛りがなくても、安くて980円〜で持つことができます。
その他、学割でスマートフォンを購入する際に読んで欲しい記事


